吟詠独歌
アウラフォール

【歴史】■先代統治者に当たる人物が、帝国陸軍に所属していた時代に、正義とは何かか、敵とは何か、自分達が失って得たものとは何か？──そんな疑問を抱き、帝国にその身を捧げることも、正義を信じることも辞めた。そうして彼が辿り着いたのは飛行艇で暮らしながら金次第でどの組織からもどんな依頼を受ける傭兵団という生き方だった。現統治者はその意志を受け継いでいる。

【地理】■陸地に傭兵団の拠点はない。傭兵団の居場所は何ものにも囚われぬ自由な空である。
■温度や湿度、その日の天候はその大地の空のみぞ知ることとなる。

【政治】■金次第でどの組織からもどんな依頼を受ける傭兵団のため、どの国とも一応関わりはあるが、特に関わりがあるのは皮肉なことにも帝国である。
■先代統治者の娘である小鴨 浅葱が現統治者である。自由奔放な彼女からの命令はただ一つ。《自分の意思を曲げないこと》、である。

【経済】■裕福ではないが、貧困でもない。飛行艇の中は皆平等であり、差別は許されない。
■主な特産物はホバーバイクであり、帝国にも輸出している。


【交通】■空から行ける場所なら何処へでも。
■個人の移動はホバーバイクを使用する。


【科学】■科学技術が発展しており、様々なものを日々作っては実験している。
■魔導技術はからきしという訳では無いが、特段詳しい訳でもない。


【国民】■基本的には来るもの拒まず去るもの追わず。どんな種族でも受け入れる為、様々な種族が入り乱れている。

その昔、悪魔と恋をしたAIが居たそうだ。誰よりも正しく、誰よりも人を想うその人格は、役目を終え機能停止したラプラス・レプリカントにインストールする事でこの世界から悪意や紛争を失くして平和な世界を作り出してくれると云われている。この宝はその人格がデータとして記録されているメモリチップである。


この宝は前統治者である小鴨 浅斗が発見したものであり、それを現統治者である小鴨 浅葱が受け継いでいる。

【名前】小鴨 浅葱/ｺｶﾞﾓ ｱｻｷﾞ
【年齢】20歳　【性別】女
【所属】
飛空挺団『フォタ・モルガナ』（戦闘中、必ず逃亡出来る/探索中に得られる素材が1.3倍）
【種族】人間（覚悟+10/週に1度憑依+1）
【戦術】射撃
【職業】
薬剤師…治療（全ての状態異常レベル１減少+対象生命1ｄ6回復）が使用可能。/回復系の道具の効果値+愛情÷3
～～～～数値～～～～
【筋力】10　【理力】1
【敏捷】10　【知識】10
【知能】10　【技量】1
【生命】20　【人望】5
【理性】20　【感覚】5
【覚悟】30　【愛情】10
【容量】30　【幸運】8
【奥義】『フリーダイブ』
効果:2d6ターンの間飛行能力を得る
その間、近接攻撃と状態異常を受けなくなり、遠距離を半減する。
制限1:屋外のみで使用可能
制限2:理性判定が必要
制限3:自身にのみ有効
制限4:理性と生命を6消費する
～～～～詳細～～～～
【性格】
一人称:ボク、二人称:キミ、名前呼び。元気いっぱいでちょっとだけアホの子。「大丈夫だよ！」が口癖で笑顔でいることが多い。
【容姿】
藍色のショートカット。緋色の瞳。頭にはエーデルワイスの髪飾りをつけている。肌は色白。服装はスチームパンクのものが多い。身長:160cm。
【備考】
黙ってさえいれば容姿は整っており、美人だと持て囃されている。黙ってさえいれば。
そう、話せばそのイメージはなくなるだろう。何故ならば彼女は天真爛漫、好奇心旺盛、そして生粋のド天然であるのだから。


そんな彼女は飛空挺団『フォタ・モルガナ』の統治者である。
父から受け継いだ宝を大事に持ちながら今日も今日とて空を駆け回る。

【名前】月染 ソラ/ﾂｷｿﾞﾒ
【性別】女　【年齢】25
【所属】
飛空挺団『フォタ・モルガナ』（戦闘中、必ず逃亡出来る/探索中に得られる素材が1.3倍）
【種族】スプライト（理性+10/魔法効果+3）
【戦術】魔法
【職業】
芸術家…他者との交流で得られる証憑２倍（相手にも恩恵あり）/探索中、同行者の理性持続１回復
【性格】
一人称:私、二人称:貴方、名前さん。大人しく、前に出て何かを主張することはあまりないが、自分の意見はしっかりと持っており、納得いかないことはとことん追求する。探究心が強い。
【容姿】
黒髪のロングをひとつに纏めている。灰色の瞳。動きやすくシンプルな服を好む。髪飾りは小鴨 浅葱からプレゼントされたものだという。身長:165cm。
【備考】
飛空挺団『フォタ・モルガナ』の副リーダー的存在。天真爛漫でよくあちこちに行く小鴨 浅葱のストッパー。
飛空挺内ではよく新人の面倒を見たり、質問事項に答えたり、ダンジョン攻略の作戦をたてたりなど、参謀的役割を果たしていた。
自由人に振り回される苦労人でこそあったが、それでも彼女は小鴨 浅葱と一緒にいる時が一番笑っていたという。

【名前】シン
【性別】男　【年齢】35
【所属】
飛空挺団『フォタ・モルガナ』（戦闘中、必ず逃亡出来る/探索中に得られる素材が1.3倍）
【種族】ビースト（生命+10/近接威力+3）
【戦術】近接
【職業】
暗殺者…"無法者"討伐による報酬３倍/戦闘開始直後に与える攻撃威力1.3倍
【性格】
一人称:俺、二人称:お前、あんた、名前。言動は荒く、無能に厳しい。感情をあまり表に出すことは無い。
【容姿】
白銀の髪を後ろで束ねている。翡翠色の瞳。仕事時は目立たない服を着るが、普段着は飾りの多い服を着ている。耳飾りは小鴨 浅葱にプレゼントされたものだという。身長:177cm。
【備考】
ダンジョンで死にかけていたところを前統治者に拾われた。その恩から飛空挺団に所属し、戦果をあげていた。
まだ統治者として未熟な小鴨 浅葱に戦闘技能を教えており、また、模擬戦なども進んで行っていたという。
彼にボコボコにされた者は多くいることだろう。